【校長通信】ココロの学校 ~『どうすればできるのか』を考え続ける力~
昨日、「ココロの学校」という取り組みで、フェニーチェ堺をお借りし、伊藤真波さんをお招きして講演をしていただきました。 実は私は、7年前にも一度伊藤さんの講演を聴かせていただいたことがあったのですが、改めて今回お話を伺っていても、その歩んでこられた人生はあまりにも壮絶で、
「もし自分が同じ立場だったら、本当に前を向いて立ち直ることができただろうか」と深く考えさせられました。 生徒たちがどのような思いで話を聞いていたのか、まだ一人ひとりから直接感想を聞けているわけではありません。
しかし、講演中、会場全体が伊藤さんの言葉に静かに耳を傾け、真剣に集中して聞いている様子は強く伝わってきました。それぞれの生徒の心の中に、
きっと何か大切なものが残ったのではないかと思います。 「普通」とは何なのか。立場や環境が変われば、その「普通」は簡単に変わっていきます。そして誰もが、表には見えない苦しみや悩み、
不安を抱えながら日々を生きています。本当の意味で、“ひとりだけで生きている人”などいないのだと思います。
家族、友人、仲間、先生、・・・ 私たちは皆、さまざまな人の支えの中で生きています。 講演の中で伊藤さんは、「周りの人に支えられ」という言葉を何度も口にされていました。その言葉がとても印象に残っています。
それはきっと私たち皆に共通することなのだと思います。しかし同時に、伊藤さんが決してあきらめず、「できない理由」を探すのではなく、
「どうすればできるのか」を考え続け、試行錯誤を重ねながら前に進んでこられたからこそ、今の姿があるのだと感じました。 今回、学校行事としてフェニーチェ堺であの講演を聴かせていただいたわけですが、生徒たちだけではなく、教員、保護者、そして現地スタッフの方々も含め、
その場にいたすべての人にとって、「今の自分自身の生き方」を改めて見つめ直す貴重な機会になったのではないかと思います。









